フイリピン南方鉄道に日本の新幹線を
南カマリアス州出身の下院議員からビコールへの南方鉄道を日本の新幹線をという意見をぶち上げましたね。
南方鉄道は此れまで中国の資金でやると中国は表明していたのですが、いつまで経っても中国はどうもやる気が
無いようで、いつの間にか立ち消えになっていました。
現在はビコールに向かう鉄道は一日二、三本の運行しかなく、途中の線路を近郊の住民達が線路を改造したトライシクルを
勝手に走らせ、乗客を乗せて営業しています。
御覧になった方がいると思いますが、電車は不法に建てられた住宅の軒先を汽笛を鳴らしながら走っています。
そんな事で何時もノロノロ走行で、私はこれに乗ったことが何回か有りますが、つまり通常のトライシクルと
同じように数十ペソを徴収しています。
国有地に不法に建物を建て住民が住んでいて、これを立ち退かせるのは至難ですが、逆にフイリピンの政府は
強権を使って立ち退かせることになりますね。
路上走るジープニーやバスより安いので住民は重宝しているようです。
しかし、これを新幹線の列車を走らせても、ある程度の料金を住民は支払う事が出来るか疑問です。
恐らく赤字路線になってしまう気がいたします。
私もビコールへバス旅行で行きましたが、神風バスでクラクションを頻繁に鳴らして暴走します。
何と言ってもエアコンを最低にして効かして居るので私は途中でジャケットを道端で買いましたが
其れでも寒くて、Tシャツを重ね着して旅をしました。
ドラマがあって、帰路はノーエアコンバスに乗ったのですが、途中先行していたエアコンバスが
崖に突っ込んで煙を上げていました。
後日TVのニュースで乗客20数人がなくなったと聞き身体中寒気がしました。
万一エアコンバスに乗っていればと思うとぞーっとしました。
でもビコールには美しい海が沢山あって手付かずのビーチが広がっていて又行きたいです。
アポボルケーノは戦争当時、ルソン富士と言われ、パイロット達の目標になっていたそうです。
数年にい一度噴火を繰り返す活火山で、常に煙を立ち上げていました。
ここビコールまで新幹線が走ると言うのは夢みたいで、実現されると嬉しいです。